PmxEditorで腕肩捩り補助FKボーンを追加してみる
肩幅広い男性モデル向け・腕肩捩り補助FKボーンを追加してみる
まず最初に。まだ仮組みの段階です。
だいぶ以前からオヨヨさんのブロマガを拝読していました。
いつも助かります。ありがとうございます。
で、まずは自力で必要最低限のボーン構造で動かしてみる実験です。
上図のままです。終わり!
…ではあまりにひどいので。追加したのはFKボーン5個です。丸くてポチッとしたやつを5個。あとは親子関係と付与親・付与率をちょこちょこ弄るだけ。そう弄るだけ…
頭こんがらかりそうになりますが根気よく調整します。
ボーンの位置はいたってシンプルにしてみました。
MMD標準ボーンにある、腕捩りや肘捩りと考え方は同じです。
これを肩周りに搭載すれば捩じ切れ破綻しなくなるのでは…と思い実践してみました。
追加補助ボーンの構造とウェイト
左脇補助(親ボーンは上半身2・回転移動付与は左肩P/付与率1)はなくてもいいと思います。しつこいようですがガッシリした身体の男性モデルなので脇の可動を制御するために一時的に追加しています。
まずはウェイトもなにも置かない左腕肩捩りボーン(親は左肩C)を追加します。位置は腕ボーンと同じ位置。つか肩Cの複製でもOK。本来ならこのボーンに軸制限かけるべきなのかなー?とか。
続いて前述のボーンを複製してリネーム、左腕肩捩1にします。
こちらの親ボーンは左腕肩捩り、回転付与親は左腕、付与率は0.25。
続いて前述のボーンを複製してリネーム、左腕肩捩2にします。
こちらの親ボーンは左腕肩捩り、回転付与親は左腕、付与率は0.5。
またまた前述のボーンを複製してリネーム、左腕肩捩3にします。
こちらの親ボーンは左腕肩捩り、回転付与親は左腕、付与率は0.85。
以上です。まだ仮組みの段階ですが、現時点で自作のスネークモデルより肩周りキレイに可動しています。これからポリ位置とウェイトを見直して、細かな破綻をつぶしていきたいと思います。
私は正直付与親とか付与率とかボーンの親子順とか
めちゃくちゃ苦手でした。
3年くらいずーーーっと先輩モデラーさんに「先生!わかりません!!!」と
正直に伝えて教わっていました。
未だにIKは仕組みこそ理解しましたがMMD上で動かすこと考えたら
FKのほうがシンプルかな~?と思いまして。
ごくごく簡単な構造で動かしてあとは非表示でいいかな、とか。
どうでもいいおまけ。右側も鏡像にセットアップしてMMDで動作確認したら、
何故か右側だけモーションによっては挙動がおかしい…何故…と思いチェックしていたらこんなんなってました。
右上の表示がアクティブ(水色)になっていないとエディタでボーン動かせないんですよね。忘れてました!!! はい解散解散!