PmxEditor上でのSDEFウェイト調整方法
まずはBDEF2でウェイトを塗る
まず、ある程度BDEF2(PmxEでのデフォルトのウェイト塗り)でウェイト調整します。その後TransformViewを起動して実際に変形させながらきめ細かくウェイト調整をしていきます。
このようにTransformViewで変形させたら
- まず最初にPmxViewで「塗」をクリックしてウェイトペイントモードをアクティブにする。「頂」もクリックしてアクティブにする。この二点が大事です。結構忘れて慌てやすいです…
- TransformView上でウェイト修正したい頂点を範囲選択します。選択された頂点は上図のようにオレンジ色に変わります。その状態で「編集」タブから「現在の選択状態で更新」をクリックすると、PmxViewに選択した頂点のデータが転送されます。
PmxView上で頂点を絞り込んでウェイト修正
上記のままです…ではダメですか。選択された頂点のデータが転送されていると、黒い■の周りにオレンジの縁取りが見える(頂点がマスキングされた状態)、あるいはオレンジ色の■で表示されているはずです。この状態でCtrl+K(頂点絞り込み)してもいいです。ただ、周りの頂点のウェイトが拾いづらくなるので、あえてしなくてもいいかもしれません。絞り込み解除はCtrl+Iです。
BDEF2でウェイト修正したら、必ずSDEFに変更すること!
BDEF2(デフォルト)や、BDEF4ならそのままでいいのですが、今回はねじれに強いSDEFモードでウェイト調整するのでTransformViewで確認する前に必ずBDEF2でウェイト修正した頂点をSDEFに変更します。BDEFとSDEFではかなり挙動が変わるので大事な操作です。
ちなみにBDEF2(PmxEditorデフォルト)は上図左上のタブから簡単にウェイト修正できます(めちゃ便利)。いちいち階層順に戻って、100%で塗って、また階層下に戻って…という手間が省けるので覚えて損はないですよ!
ウェイトをSDEFに切り替えたい頂点を必ず選択した状態で「編集」タブ→「ウェイト関連」→「選択頂点をSDEFに設定」というアクションで一発で終了です。
TransformViewで挙動をチェック
これを納得する動きになるまでこつこつ繰り返し続ける簡単な作業です。終わり!
…失礼しました。
一度PmxView上でSDEFに変換しても、結局PmxEditorのデフォルトのウェイトペイントがBDEFなので、ウェイト修正するとBDEFに戻ってしまうのです。BDEFとSDEFは挙動が異なるので、一度BDEFでキレイに可動したから調子こいて全部SDEFに変換するとアゴ外れそうになります。んまー簡単にBDEFに戻せます。
特に脇の下とか脇の下とか股関節とか指の腹とか…
どこかにSDEFのままウェイト調整続行できる素敵プラグイン開発してくれる方いないかしら!
というか既にあったら教えてください…