半眼訥々と 20160624
自分は元々漫画描きやフィギュア造形をしていました。
もともとMMDをがっつりやりたかったので、2014年秋からMMDやるぜ!と決めていてスケジュールも組んでいました。要するに〆きりのある案件を受けなかった。
その時、たまたまツイッターでお声掛けいただいたのもあって軽率にモデリング始めましたが、自分のやりたい最終目的は「モデリング」ではなく「映像づくり=動かしてお話を作る」ことなのです。いまやっていることはただの準備運動なのです。
たまたま機会やタイミングがあって「MMD二次創作スネークモデル」を世に出した時、沢山の賛辞のお言葉をいただきました。ただ、想定の範囲外の「胴上げ」だったので、その時覚悟しました。胴上げが打ち合わせしていたかのようにシュッと一斉に手を引かれて、地面に突如叩きつけられる心と体の痛みをその時覚悟していました。
なので、現状特に動揺していないのです。そりゃたまに イラッ とはします。人間だもの。ふーん…こんなものよねと。たかだか一つのMMD二次創作人体モデルをたったひとつしか一般配布(無料)しかしてないので、自信を「MMDモデラー」と名乗るのもおこがましい。ただ、今はその時「やれ歌えや踊れや同じアホなら踊らにゃソンソン・ワッショイワッショイ新モデラー!」と胴上げしていた方々の興味が他に移っただけ。自分は何も変わらずここにいる。それだけです。今も変わらず、3DCGアニメーション作りたいという気持ちは全く揺るがない。ガワ作りたいのではない、とにかく動かしたい!動かしたい…!のです。
MMDというソフトは、直感的に操作出来てしかも気軽に3DCGアニメーションが作れるという驚異的なツールです。MMDしか知らないというライト3DCGユーザーもいるくらいの浸透率です。私は3DCGやりたいと思った15年前すぐに挫折したので、本当に砂浜で見つけたダイヤモンドの欠片のように煌めいて見えます。MMDしか知らないのではない。他の3DCGツールの現状を見てきたからこそ今確かにハッキリと言える。MMDは本当に他に類を見ない素晴らしいソフトであり、そして共通規格であると。今一巡してUnityなど色々ツール触ったり色々してきましたが、それでこそ今確信しています。MMDは本当に素晴らしいと。
先日スカイプで「VRとかARとか楽しいよ~戻れないよ~~~ふええ」とキャッキャッ話していたら「そろそろ3DCGに戻ってこようよ」とお言葉いただき ハッ としました。あぶないあぶないあぶない刑事、時代の潮流にまさに流されていた…と。自分がやりたいのは一次創作(オリジナル)のアニメーションを作ることなので、そこに目的を定め邁進したいです。ときどき山歩きしたり寄り道しながら。のんびりこつこつと。
初心忘れることなかれ、日々是精進
自身の座右の銘です。