半眼訥々

3DCGモデリング全般に興味があります。HMDを用いたVRやARのことを訥々と。MMD関連の配布物置き場・進捗報告など。いつか自分で作った3DCG人物モデルと、のんびりてくてく山歩きしてみたいです。

半眼訥々と 20180208

MMDモデリング以外にやってみたいこと

 現在モデリング&セットアップしているのは二次創作のMMDモデルですが、今年からオリジナル(一次創作)の方に力を入れていきたいと思っています。あとMMD(.pmx)以外の形式の3DCGモデリング(例:.fbx等)の勉強もしたいと思っていました。3DCG全般に興味はありつつも、なにかとっかかりがなくて先延ばしにしていましたが最近はVRChatが面白そう!と思っています。あと3DCGのオリジナルアニメーションも作ってみたいなあとか。そこでとりあえず以前からあたためていた「野鳥擬人化」のキャラデザだけ先に仕上げてみました。見よう見まねで割と生真面目に三面図など描いてみたり。

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 今回はディフォルメキャラを描く練習&ディフォルメキャラモデリングの練習用に…と思いデザイン画を描いてみました。色指定で「影」となっているのはテクスチャ描く際の影色のことです。普段セミリアルルックのモデルを造形する時は下絵とか描かないでスカルプトが下絵代わりみたいなノリと勢いで作業してましたが、慣れてないディフォルメキャラモデリングなのでデザイン絵描きながらポリ割りや物理設定のことを考えるといった作業でした。というか過去形で終わらせてどうする。正直絵心はありますが、このデザインを起こすという作業割と燃え尽きてしまいますね…最近お絵描きの腕がなまっていたせいもありこの2枚描くのに3日もかかってしまいました。

 自分は「リアル系の絵」よりも「ディフォルメ絵」の方が遥かに高等なテクニックと感性が試されると思っています。ディフォルメの匙加減の塩梅にはその人個人が積み重ねてきた「感性(センス)」が表面化します早い話その人の持ってるディフォルメセンスが「古臭い」「安定感がある」「今流行り」などが如実に出るリトマス試験紙のようなものです。こわいこわい…プルプルプル。ということで早速友人の作家さんにダメ出ししてもらいました。曰く

瞳の中から90年代臭がする

とのことでした。ふう…実は自分も若干そう思ってました。なのでアドバイスいただきつつ、自分でも勉強してきて第二稿と第三稿あげてみました。

第二稿

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第三稿

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…だんだんわからなくなってきたので一度寝かせようと思います。個人的には第三稿が好みですが、遠目から3DCGモデルとして見たときだと画面映えするのは第二稿かと。ディフォルメむずかしい!でもこう頭をひねるのは楽しいし勉強になりますね。

VRChatのこと

 自作のMMDオリジナルモデルは改造してのアバターとしての使用OKにしてあります。今回の上述のシジュウカラくんも自分用アバターにしたい!と思ってFBX形式のVRChat用アバターとしてセットアップしつつMMDモデルとしてもセットアップ予定です。ぶっちゃけMMDモデルとしてセットアップしてからblender経由でFBX形式に変換もできるらしいのですが、自分の勉強のためにイチからFBXセットアップしてみたいなあと。ただMetasequoia StandardだとFBX形式の読み込み&書き出しができないのでEXにバージョン上げしないといけない、もしくはblenderを覚えなくてはいけない(ううっ…)なのでちょっと腰引けてます。はい。

 あと現時点でVRChat用の3DCGモデルを作るために勉強したり教えていただいたことをちょっと備忘録がてらメモ描きしてみます。

VRChatのアバター作るとき重要なこと
  • 基本 20000頂点 以下にする
  • Unityのバージョンに注意
  • BoneはUnityのHumanoidを使用
  • モーフは頂点モーフ
  • モーフのネーミングと順番大事
  • 材質数はできるだけ少なく

モーフが頂点モーフなのはありがたいです。慣れてます!

NGなこと
  • 片面(鏡像)UV展開
  • 透過・アルファ抜き
  • 裏面表示
  • SDEF変形

…自作のMMDモデルはNGなこと全部やってました。すまないすまない…ただ調べて色々わかってきたので、ワークフローのこと考えつつ色々お勉強中です。新しいこと調べたり覚えたりするのは普段使わない脳の部分があったまってくるような気がして楽しいですね。ではでは。